こんにちは、むさしの整体療術センター院長の江村です。
今日は定期メンテナンスの患者さんがお越しになっています。
「スクワットで背中が痛くなるのはなぜ」という質問を本日受けました。
スクワットは下半身強化のために良い運動ですが、下記のような体勢でおこなうと腰椎や臀部・股関節の筋肉に負担がかかります。
① 腰を反らしている
② 胸が丸まっている
③ お腹の力が入っていない
④ 全身の筋肉が緊張している(リラックスしてない)
これは自重で行う場合はとくに注意したいポイントです。ジムなどでマシンを使う場合も腰の位置が大事です。
当院に来られる方でこの背中痛に多いのは、① 骨盤過前傾タイプ(反り腰など腰を反らしている)③ 腹筋側が弱い・腹圧を入れにくいタイプです。
背中を痛くしないようにするためには、1から4を個別に説明します。
①の方は、背中を伸ばすように姿勢をチェック、背中の筋肉(脊柱起立筋)は骨盤から上の背骨の出っ張りの左右横にある少し盛り上がった筋肉です。見つけたら骨盤を前後に動かして柔らかくなる所で背中を伸ばす意識でおこないましょう。
②の方は胸を前に突き出すようにしておこないます。
③の方は軽く息を吐いてお腹を凹め、呼吸が出来る範囲で保持しながらおこないましょう。
④の方は、とにかく力をぬいてリラックスですね。
参考になればうれしいです。